暗号資産(仮想通貨)マイニングとは?仕組み・やり方・電気代まで初心者向けに解説
- 個人マイニングはASIC 1台で月約78,000円の電気代がかかり、日本では赤字がほぼ確定
- 2024年の半減期で報酬は3.125BTCに半減し、採掘難易度も過去最高を更新中
- マイニングより手軽に暗号資産を増やすならレンディング(年利1〜10%)が現実的
「マイニングって何?」「個人でも稼げるの?」――暗号資産(仮想通貨)に興味を持つと、必ず出てくるのがマイニング(採掘)という言葉です。マイニングはブロックチェーンを支える根幹の仕組みですが、2026年現在、個人が日本でマイニングして利益を出すのは極めて難しいのが現実です。
この記事では、マイニングの仕組みから種類・必要設備・電気代のリアルな試算まで、初心者にもわかりやすく解説します。
- 「マイニングって何?」→ PoWの仕組みからブロック生成の流れまで図解で解説
- 「本当に稼げる?」→ ASIC・GPU別の電気代シミュレーションで採算ラインを数字で検証
- 「じゃあどうすればいい?」→ マイニングより手軽な3つの代替運用法を比較表つきで紹介
マイニングとは?仕組みをわかりやすく解説

マイニング(採掘)とは、暗号資産の取引データを検証し、 ブロックチェーン 用語解説 取引データを「ブロック」という単位にまとめ、時系列に鎖(チェーン)のように連結して記録する分散型の台帳技術。日本銀行は「複数の参加者が同じデータを共有することで信頼性を確保する仕組み」と定義している。 に新しいブロックを追加する作業のこと。この作業に対する報酬として、新規発行される暗号資産を受け取れる仕組みです。
ブロックチェーンと取引承認の関係
ビットコインをはじめとする暗号資産では、銀行のような中央管理者が存在しません。その代わりに、世界中のコンピューターが取引データの正当性を検証し、新しいブロックとしてブロックチェーンに記録しています。
- 取引の発生:「AさんがBさんに1BTC送金」といった取引データがネットワークに送信される
- 取引の検証:マイナー(採掘者)が取引データをまとめて検証し、新しいブロックを作成
- ブロックの追加:検証が完了したブロックがブロックチェーンに追加され、取引が確定
- 報酬の付与:ブロックの作成に成功したマイナーに報酬が支払われる
この「取引を検証し、新しいブロックを作成する」作業がマイニングであり、金鉱から金を掘り出す作業になぞらえて「採掘」と呼ばれています。
PoW(Proof of Work)の基本:ハッシュ値・ナンス値
ビットコインのマイニングでは、 PoW 用語解説 Proof of Work(プルーフ・オブ・ワーク)。膨大な計算処理によって取引の正当性を証明する仕組み。最も早く正解を見つけた参加者に報酬が支払われる。 (プルーフ・オブ・ワーク)という仕組みが使われています。簡単に言えば、膨大な計算競争に勝った人だけが報酬を受け取れる仕組みです。マイナーはブロックのデータから ハッシュ値 用語解説 任意のデータを固定長の文字列に変換したもの。元のデータが少しでも変わると全く異なるハッシュ値になる性質があり、データの改ざん検出に利用される。 を繰り返し計算し、条件を満たす値を探し当てます。
- 1 取引データをまとめる:未確認の取引データを集めて1つのブロック候補を作成
- 2 ナンス値を探す:ブロックのデータに「ナンス」と呼ばれる数値を加え、ハッシュ値を計算する。条件を満たすハッシュ値が出るまで、ナンス値を何兆回も変えて計算を繰り返す
- 3 条件を満たすハッシュ値を発見:ネットワークが定めた条件(先頭にゼロが一定数並ぶハッシュ値)を満たすナンス値を最初に見つけたマイナーが「勝者」となる
- 4 ネットワークが検証・承認:他のマイナーがその結果を検証し、正しければブロックがチェーンに追加される
この計算競争には膨大な電力が必要で、世界中のマイナーが24時間365日、高性能な専用機器を使って競い合っています。
マイニング報酬の2種類(新規発行+手数料)
マイニングに成功したマイナーが受け取る報酬は、以下の2種類で構成されています。
- ブロック報酬(新規発行):新しいブロックを作成した対価として、新規に発行されるビットコインを受け取る。2024年4月の半減期を経て、現在は1ブロックあたり3.125BTC
- 取引手数料:ブロックに含まれる各取引の送金手数料。金額はネットワークの混雑状況によって変動
ブロック報酬は約4年ごとの 半減期 用語解説 ビットコインのブロック報酬が約4年に一度半分に減る仕組み。2024年4月の4回目の半減期で報酬は6.25BTCから3.125BTCに減少した。 によって段階的に減少していく設計で、最終的に2140年頃にビットコインの発行上限(2,100万枚)に達すると、報酬は取引手数料のみとなります。
マイニングの3種類|特徴・費用・難易度を比較

マイニングへの参加方法は大きく3つに分かれます。それぞれ初期投資額・リスク・リターンが異なるため、違いを理解した上で選択することが重要です。
ソロマイニング|自分一人で採掘する方法
ソロマイニングは、自分でマイニング機器を用意し、単独でブロック生成に挑む方法です。成功すれば報酬の全額を独占できるのが最大の魅力ですが、現在のビットコインのネットワーク規模では個人がブロック生成に成功する確率は天文学的に低くなっています。
- 初期投資:ASIC(専用機器)に30万〜100万円以上
- 報酬:成功すれば3.125BTC(約3,300万円相当)を総取り
- 成功確率:ネットワーク全体のハッシュレートに対する自分の割合(個人では限りなくゼロに近い)
- リスク:設備投資・電気代を回収できない可能性が極めて高い
プールマイニング|複数人で協力して採掘
プールマイニングは、複数のマイナーが計算能力を持ち寄り、チームとしてマイニングに参加する方法。報酬は各参加者の貢献度(提供した計算能力の割合)に応じて分配されます。
- 初期投資:ASIC or GPUに10万〜100万円程度
- 報酬:貢献度に応じた分配報酬(少額だが安定的)
- メリット:ソロより圧倒的に安定した収入が見込める
- デメリット:プール手数料(報酬の1〜3%程度)が差し引かれる
2026年現在、個人がビットコインのマイニングに参加するなら、プールマイニングが最も現実的な選択肢です。
クラウドマイニング|企業に採掘を委託
クラウドマイニングは、マイニング企業の ハッシュレート 用語解説 マイニング機器の計算能力を示す指標。1秒間に何回ハッシュ計算を実行できるかを表す。単位はTH/s(テラハッシュ/秒)やEH/s(エクサハッシュ/秒)。数値が大きいほどマイニング報酬を得る確率が上がる。 を購入し、自分で機器を持たずにマイニングに参加する方法。設備の管理や電気代の心配が不要なため、初心者向けとして紹介されることが多い一方、詐欺的なサービスも存在するため注意が必要です。
- 初期投資:契約プランに応じた料金(月額数千円〜数万円)
- メリット:機器の購入・管理・電気代が不要
- リスク:運営会社の倒産・持ち逃げリスク、詐欺的サービスの存在
以下の表で3種類のマイニングを比較します。
| 項目 | ソロ | プール | クラウド |
|---|---|---|---|
| 初期投資 | 30万〜100万円超 | 10万〜100万円 | 数千円〜 |
| 電気代 | 月5〜8万円 | 月5〜8万円 | 不要 |
| 報酬の安定性 | 極めて不安定 | 比較的安定 | 契約内容による |
| 技術知識 | 高度に必要 | 中程度 | 不要 |
| 主なリスク | 回収不能 | 電気代負け | 詐欺・運営破綻 |
※初期投資・電気代はビットコインマイニングの場合の目安。2026年3月時点の参考値。
- ソロマイニングは報酬を独占できるが個人での成功確率はほぼゼロ
- プールマイニングは個人で唯一現実的な選択肢だが電気代との採算が課題
- クラウドマイニングは手軽だが詐欺リスクに十分注意が必要
マイニングに必要な設備とコスト
ASIC vs GPU|性能・価格・用途の違い

マイニングに使われる機器は、大きく ASIC 用語解説 Application Specific Integrated Circuit(特定用途向け集積回路)。ビットコインのマイニング計算に特化して設計されたハードウェアで、GPUの数百倍〜数千倍の計算性能を持つ。 (専用機器)と GPU 用語解説 Graphics Processing Unit(グラフィックス処理ユニット)。本来はゲームや映像処理用だが、並列計算が得意なため一部の暗号資産マイニングにも使われる。 (グラフィックボード)の2種類です。
| 項目 | ASIC | GPU |
|---|---|---|
| 代表機種 | Bitmain Antminer S21 | NVIDIA RTX 4090 |
| ハッシュレート | 200 TH/s | 約2 GH/s(Kaspaの場合) |
| 消費電力 | 3,500W | 約240W |
| 価格(新品) | 約30〜50万円 | 約40〜55万円 |
| 対応通貨 | ビットコイン(SHA-256)に特化 | 複数のアルゴリズムに対応 |
| 用途の汎用性 | マイニング専用 | ゲーム・AI等にも使える |
※価格は2026年3月時点の参考値。ハッシュレートはマイニングアルゴリズムによって異なる。
ビットコインのマイニングには、GPUの数万倍の性能を持つASICが事実上必須です。GPUでビットコインをマイニングしても、ASICとの性能差が大きすぎて報酬を得ることは実質的に不可能。GPUが活躍するのはKaspaなど一部のアルトコインに限られます。
電源・冷却・通信環境
マイニング機器の稼働には、機器本体以外にもインフラ投資が必要です。
- 電源:ASIC 1台で3,500Wを消費。一般家庭のブレーカー容量(40〜60A)では2台が限界で、200V電源工事が必要になるケースも
- 冷却:24時間稼働するASICは大量の熱を発生。室温が上がりすぎると機器の寿命が短くなるため、換気扇やエアコンの追加設置が求められる
- 騒音対策:ASICの動作音は70〜80dB(掃除機レベル)。集合住宅での稼働は現実的に困難
- 通信環境:安定したインターネット接続が必須。通信が途切れるとマイニングが停止し、報酬を逃す
- ビットコインのマイニングにはASICが事実上必須(GPUでは性能差が大きすぎる)
- ASIC 1台で消費電力3,500W。200V電源工事や冷却設備の追加投資も必要
- 動作音は70〜80dB(掃除機レベル)で、集合住宅での稼働は困難
電気代シミュレーション|日本で個人マイニングは採算が取れるか

マイニングの収益性を左右する最大の要因が電気代です。日本の電気料金を基準に、ASIC・GPUそれぞれの月間コストと想定収益を試算します。
ASIC(Antminer S21)の場合
Antminer S21(200 TH/s、消費電力3,500W)を日本の一般家庭向け電気料金(約31円/kWh)で稼働させた場合を試算します。
- 月間電気代:3,500W × 24時間 × 30日 × 31円/kWh = 約78,120円
- 月間想定収益:ネットワーク全体(約1,000 EH/s)に対する200 TH/sの割合から算出 → 約0.0027 BTC/月(約28,350円相当)
- 月間収支:28,350円 − 78,120円 = 約−49,770円の赤字
ASIC 1台を日本で稼働させた場合、毎月約5万円の赤字が発生する計算です。これに加えてASIC本体の購入費(30〜50万円)の回収も必要になるため、個人での採算確保は極めて困難と言えます。
GPU(RTX 4090)の場合
GPUではビットコインのマイニングは実質不可能なため、アルトコイン(Kaspa等)をマイニングした場合の試算です。
- 月間電気代:240W × 24時間 × 30日 × 31円/kWh = 約5,357円
- 月間想定収益:Kaspa等のアルトコインで約1,000〜3,000円(市況により大きく変動)
- 月間収支:約−2,400〜−4,400円の赤字
GPUマイニングは電気代こそASICより安いものの、収益自体が非常に少ないため赤字になりやすい構造です。GPUをゲームやAI用途で既に所有している場合の「副業」としても、日本の電気料金では利益を出すのは困難です。
海外との電気代比較
マイニングの採算性は電気料金に直結します。日本と海外の電力コストを比較すると、日本の不利さが際立ちます。
| 国・地域 | 電気料金(1kWhあたり) | ASIC 1台の月間電気代 |
|---|---|---|
| 日本(一般家庭) | 約31円 | 約78,000円 |
| アメリカ(産業用) | 約12円($0.08) | 約30,000円 |
| 中国(産業用) | 約14〜18円($0.09〜0.12) | 約35,000〜45,000円 |
| テキサス州(大口契約) | 約7円($0.05) | 約18,000円 |
※為替レート1ドル=150円で換算。2025〜2026年時点の参考値。
テキサス州の大口電力契約であれば日本の約4分の1のコストでマイニングが可能。大手マイニング企業が電力の安い地域に拠点を構える理由がここにあります。
- ASIC 1台の月間電気代は日本で約78,000円、想定収益約28,000円で月5万円の赤字
- GPUマイニングも日本の電気料金では赤字になりやすい
- テキサス州など電力の安い地域では電気代が日本の約4分の1
2026年のマイニング収益性|個人が稼ぎにくい4つの理由
半減期で報酬が3.125BTCに減少
2024年4月に発生した4回目の半減期により、ブロック報酬は6.25BTCから3.125BTCに半減しました。マイニングに必要な計算量は変わらないのに報酬だけが半分になったため、マイナーの収益性は大きく低下しています。
次回の半減期は2028年4月頃に予定されており、報酬はさらに1.5625BTCに減少します。半減期についての詳しい解説は「ビットコイン半減期とは?仕組み・過去の影響・次回2028年を解説」をご覧ください。
採掘難易度の継続的な上昇
ビットコインの 採掘難易度 用語解説 ブロック生成に必要な計算の難しさを示す指標。マイニング参加者が増えるほど難易度が上がり、個々のマイナーが報酬を得にくくなる仕組み。約2週間ごとに自動調整される。 は2026年3月時点で約145T(テラ)に達し、過去最高水準を更新し続けています。ネットワーク全体のハッシュレートも約1,000 EH/s(1 ZH/s)を突破し、個人のマイニング機器が太刀打ちできるレベルではなくなっています。
大規模マイニング企業との競争
ビットコインマイニングの世界は、大規模な専業企業が支配する市場です。
- Marathon Digital:ハッシュレート約66 EH/sを保有。AI・HPC分野にも事業を拡大中
- Riot Platforms:テキサス州に大規模施設を保有し、ハッシュレート47 EH/s以上を運用
これらの企業は電力の安い地域に大規模施設を構え、数万台のASICを運用しています。個人がASIC 1台(200 TH/s)で参入しても、ネットワーク全体に占める計算能力の割合は0.00002%以下。報酬を得られる確率は限りなくゼロに近いのが現実です。
日本の電気代は世界的に高水準
前述の電気代シミュレーションで示した通り、日本の電気料金(約31円/kWh)は主要なマイニング拠点国と比較して2〜4倍の水準です。同じ機器を使っても、日本ではコストが高すぎて採算が合わない構造になっています。
マイニング報酬の税金|確定申告の注意点
マイニングで得た報酬にも税金がかかります。ここでは知っておくべき税務上のポイントを解説します。
雑所得(総合課税)として課税される
マイニングで得た暗号資産は、国税庁の「暗号資産に関する税務上の取扱いについて(FAQ)」において雑所得(総合課税)に該当するとされています。給与所得など他の所得と合算した上で、累進税率(所得税5〜45%+住民税10%)が適用されます。
課税のタイミングは、マイニング報酬を取得した時点です。日本円に換金していなくても、暗号資産を受け取った時点の時価が所得として計上されます。
取得時と売却時の二重課税に注意
マイニングで得た暗号資産には、以下の2つのタイミングで課税が発生します。
- 1 取得時:マイニング報酬を受け取った時点の時価が雑所得として課税
- 2 売却時:報酬として受け取った暗号資産を売却する際、取得時の時価を取得価額として売却益に課税
たとえば、BTC価格1,000万円のときに0.01BTCをマイニングで取得すると10万円が雑所得に。その後BTC価格が1,200万円になった時点で売却すると、売却益2万円にも課税されます。
経費計上できるもの(電気代・設備費)
マイニングを事業として行う場合、以下の費用を必要経費として計上できる可能性があります。
- 電気代:マイニングに使用した分の電気代(自宅兼用の場合は按分が必要)
- 設備費:ASIC・GPUなどのマイニング機器(10万円以上は減価償却)
- 通信費:インターネット回線の利用料(按分)
- 冷却・その他:冷却設備の費用、防音対策費用など
ただし、趣味や副業レベルのマイニングでは「事業所得」として認められず、経費計上の範囲が限定されるケースもあります。事業規模の判断については税理士にご相談ください。
暗号資産の税金計算の詳細は「暗号資産(仮想通貨・ビットコイン)の税金はいくら?計算方法・確定申告・節税を解説」で解説しています。
- マイニング報酬は雑所得(総合課税)。受取時の時価で課税される
- 取得時と売却時の2回課税に注意
- 電気代・設備費は経費計上できるが、事業規模の判断に注意
マイニングより手軽に暗号資産を増やす3つの方法
「マイニングで暗号資産を増やしたい」と考える方に向けて、設備投資や電気代が不要で、より手軽に暗号資産を増やせる3つの方法を紹介します。
| 項目 | ステーキング | レンディング | 積立投資 |
|---|---|---|---|
| 仕組み | PoS通貨を預けて検証に参加 | 暗号資産を事業者に貸し出し | 毎月定額で自動購入 |
| 対応通貨 | PoS通貨のみ(ETH, SOL等) | BTCを含むほぼ全通貨 | 取引所の取扱通貨 |
| 想定利回り | 年率1.5〜5%程度 | 年率1〜10% | 市場価格に連動 |
| 初期投資 | 数百円〜 | 銘柄による最低額あり | 月1円〜 |
| 設備・電気代 | 不要 | 不要 | 不要 |
| 主なリスク | 価格変動 | 価格変動・信用リスク | 価格変動 |
※利回りは2026年3月時点の各サービスの実績値に基づく参考値。将来の利益を保証するものではない。
ステーキング|保有するだけで報酬を得る
ステーキング 用語解説 PoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用するブロックチェーンに暗号資産を預け入れ、取引検証に参加する対価として報酬を得る仕組み。 は、PoSを採用する暗号資産を取引所に保有するだけで自動的に報酬が付与される仕組みです。マイニングのような設備投資や電気代は一切不要で、暗号資産を購入して保有するだけで始められます。
ただし、ステーキングの対象はイーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)などPoS通貨に限られ、ビットコイン(BTC)はステーキング不可です。詳しくは「暗号資産(仮想通貨)ステーキングとは?仕組み・利回り・税金を徹底解説」で解説しています。
レンディング|貸し出して年利を得る
レンディング 用語解説 保有する暗号資産を事業者に貸し出し、一定期間後に貸借料(利息)を上乗せして返却してもらう仕組み。消費貸借契約の一種。 は、保有する暗号資産を事業者に貸し出して貸借料を受け取る仕組み。ステーキングと異なり、ビットコインを含むほぼすべての暗号資産に対応しているのが最大の特長です。
マイニングとの比較で際立つのは、設備投資ゼロ・電気代ゼロで運用できる点。保有しているだけの暗号資産に年利をつけて増やせるため、マイニングの代替手段として合理的な選択肢です。各社サービスの比較は「暗号資産(仮想通貨・ビットコイン)レンディングとは?仕組み・リスク・おすすめサービスを徹底比較」をご覧ください。
- 初期投資:30万〜100万円超
- 電気代:月5〜8万円
- 収支:個人では赤字リスクが極めて高い
- 運用負荷:設備管理・騒音・発熱の対策が必要
- 初期投資:不要(保有資産を貸すだけ)
- 電気代:ゼロ
- 収支:年率1〜10%の貸借料を受け取れる
- 運用負荷:なし(申込むだけで完了)
らくらくちょコインの特徴
設備投資ゼロでBTCを年率8%で運用
マイニングのような設備投資・電気代は不要。保有中のビットコインを貸し出すだけで貸借料を受け取れます。
最小0.0005BTCから、送金手数料無料
少額から始められ、貸出時の送金手数料もかかりません。マイニングに数十万円を投じる前に、まずはレンディングで暗号資産運用を体験する方法も。
上場企業運営×Fireblocks基盤の管理体制
東証グロース市場上場の株式会社イオレが運営。Fireblocks社のセキュリティサービスで秘密鍵を分散管理し、J-CAM社との協業で運用しています。
※らくらくちょコインは暗号資産交換業者ではなく、貸借型のサービスです。レンディングには事業者の信用リスク・価格変動リスク・流動性リスクが伴います。元本保証はなく、預金保険の対象外です。リスクを十分に理解した上で、余裕資金の範囲内でご判断ください。
積立投資|リスク分散しながらコツコツ増やす
積立投資は、毎月一定額の暗号資産を自動で購入し続ける方法。価格が高いときは少なく、安いときは多く買う ドルコスト平均法 用語解説 一定金額を定期的に投資し続ける手法。価格が高いときは少量、安いときは多量を購入することで、平均取得単価を平準化しリスクを分散できる。 により、購入単価を平準化できます。
Coincheckでは月1万円から、bitFlyerでは1円から積立設定が可能。マイニングのような一括の大型投資ではなく、少額から始められるのが魅力です。詳しくは「【2026年最新】暗号資産(仮想通貨)積立おすすめ取引所を徹底比較」で取引所ごとのサービスを比較しています。
※暗号資産の運用にはいずれの方法でも価格変動リスクが伴います。ステーキング・レンディングには事業者の信用リスク、積立投資には元本割れリスクがあります。余裕資金の範囲内で、ご自身の判断のもとで行ってください。
まずは公式サイトをチェック
らくらくちょコインの詳細を見る 上場企業運営のレンディングサービスよくある質問(Q&A)
スマホでマイニングはできますか?
技術的にはアプリ等で可能とされていますが、スマホの計算能力ではビットコインのマイニング報酬を得ることは実質不可能です。バッテリー消耗や端末の劣化を招くだけなので推奨しません。
マイニングは違法ですか?
日本でマイニングを行うこと自体は違法ではありません。ただし、他人のPCを無断で使用するクリプトジャッキングは不正アクセス禁止法等に抵触する犯罪行為です。
イーサリアムはマイニングできますか?
できません。イーサリアムは2022年9月のアップデート「The Merge」でPoW(マイニング)からPoS(ステーキング)に完全移行しました。以降、イーサリアムのマイニングは不可能です。
PoWとPoSの違いを簡単に教えてください。
PoWは計算力の競争で取引を承認する仕組み(ビットコインが採用)。PoSは暗号資産を担保として預けることで取引を承認する仕組み(イーサリアムが採用)。PoSのほうが消費電力が少なく、環境負荷が低いとされています。
マイニングの確定申告は必要ですか?
給与所得者の場合、マイニング報酬を含む雑所得の合計が年間20万円を超えると確定申告が必要です。20万円以下でも住民税の申告は必要です。電気代等の経費を差し引ける場合もあるため、詳細は税理士にご相談ください。
まとめ
マイニングは暗号資産のブロックチェーンを支える重要な仕組みですが、個人が日本で利益を出すのは2026年現在、極めて難しい状況です。
- 仕組み:PoWの計算競争に参加し、ブロック生成の対価として報酬を得る
- 3種類:ソロ(独占だが確率極低)、プール(安定だが少額)、クラウド(手軽だが詐欺リスク)
- 電気代:ASIC 1台で月約78,000円。日本の電気料金では採算確保が困難
- 収益性:半減期・難易度上昇・大企業との競争・高い電気代の4重苦で個人は赤字リスクが極めて高い
- 代替手段:設備不要のレンディング(年率1〜10%)やステーキングがより現実的
マイニングの仕組みを理解することは暗号資産投資の基礎知識として重要ですが、実際に利益を狙うなら設備投資や電気代が不要なレンディングやステーキングのほうが合理的です。暗号資産の運用方法は1つではないので、自分に合った手段を選んでいきましょう。
※本記事の内容は2026年3月時点の情報に基づいています。ビットコインの採掘難易度・ハッシュレート・電気料金は常に変動するため、最新の情報は各公式サイトでご確認ください。



